STAFF INTERVIEW社員インタビュー

商品・市場開発部
新市場営業課

小林 廣史

静岡県富士市出身/京都外国語大学卒

製品を売り込んだらダメ。お客様が求めていることを考える。
その意味に気づけたことで、成長の一歩を踏み出せました。

入社を決めたのは、シライ電子工業の安定性とチャレンジ精神に共感したから。シライ電子工業は、基板メーカーとしての存在を国内外で確立していながらも、安定した場所にとどまらず、新しい事業や市場へ挑戦している会社です。仕事のときは一生懸命働く。でも、ムダな残業はしない。プライベートもきちんと充実させようという会社の雰囲気にも魅力に感じています。
私の仕事は、これまでシライ電子工業が取り扱ってきた基板製品にこだわらず、お客様である企業様が「欲しいと思うモノ」をご用意すること。その企業様が困っていることが解決できるような製品を企画から考え、開発・製造までをチームで手がけていきます。お客様が「こんなことを実現したい」と思っている夢や希望を実現するおもしろい仕事です。

しかし、当初は法人営業の難しさに苦しみました。私の前職は、店内でお客様にモノを販売する仕事。正直、勢いやノリで売れることもありました。目の前にいるお客様に納得していただけるようなトークを働きかければいいからです。
それがシライ電子工業の場合、お客様は企業相手。当然、その場のノリで即決して購入、とはなりません。決裁者は、目の前の商談相手だけではなく、その上司の方など社内に何人もいらっしゃる。「それでは検討させていただきます」と当社のライバル会社の商品も検討したり、料金を比較されたり。そうした吟味を繰り返し、ようやく初めて購入していただけることになります。
上司からは「自社製品を売り込むのではなく、お客様に興味を持つこと」と何度もアドバイスされましたが、その意味がわかりませんでした。自分では興味を持ち、お客様の話を聞いてご提案しているつもりでしたから。

そんなある日、自分と関係の良いお客様と商談をしているとき、私はハッとしました! このお客様とは、ご要望の製品の仕様の話だけではなく、「その製品によって、何をしたいとお考えですか?」「そこにこだわるのはなぜですか?」など、とても詳しいお話を聞き出すようにしていたのです。これこそが「相手に興味を持つこと」だと気づきました。それからは、モノ自体を売り込むのではなく、お客様が何を求めているのか理解した上でご提案するように心がけています。本当のニーズを理解することで受注が増え、お客様のご要望や理想に応えられる存在に近づいています。

この会社は、優秀な先輩たちが多いのも特長です。みなさんから多くのことを学び、もっと成長したいですね。夢は、新しいことに挑戦できるこの会社で新商品を開発し、世界に広めることなのです。そうして、みんなに自慢話をしたいですね(笑)

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