STAFF INTERVIEW社員インタビュー

商品・市場開発部
新市場営業課

望月 亮太

2007年4月入社/滋賀県近江八幡市出身/
京都コンピュータ学院卒

自分たちが開発した商品が世に出る感動。
設計から開発、営業までできる存在をめざしています。

機械の現場調整や保守業務の経験と、CAD(パソコンによる設計支援ツール)の技術を生かせる仕事を探しているときにシライ電子工業と出会い、入社を希望しました。
入社して技術部で勤務後、現在の商品・市場開発部へ異動しました。この部署は、自分たちで開発した製品を自分たちで売り込んでいきます。私が開発に携わった中の一つに、現在、量産化されて絶賛売出し中の「透明フレキシブル基板」があります。開発に時間がかかり、とても大変でしたが、透明でしなやかな基板という、これまでにない画期的なモノを市場に出せるようになりました。透明でありながら電気を流せることができるので、血液検査装置やアミューズメント機器、LED照明など、さまざまなシーンで使われるようになりました。また、基板は製品に内蔵されるものでこれまでは裏方的な存在でしたが、一般的に目に触れる機会も増えました。

やはり、自分たちが作った商品を目にする喜びは大きいですね。この透明フレキシブル基板が、あるテレビ局の特別番組のスタジオ装飾に使われている光景を見たときは感動しました。当然、録画しました(笑)。今後、あらゆるモノがインターネットでつながるIoT時代が到来します。そのとき、シライ電子工業の透明フレキシブル基板の需要がもっともっと増えるのは間違いありません。
商品・市場開発部は、お客様からご要望があった基板をつくることもあります。お客様のご要望の中には、難しい案件があります。「本当に完成できるのか?」と不安になることもあります。しかし、この会社のいいところは、一緒に悩み、考え、協力できる仲間の多いこと。「協力してもらえるサポーターを作るように」と上司から教えられてきましたが、確かにそう。ある商品の量産間際で問題が発生したとき、厳しい状況に陥りましたが、多くの人たちの協力のおかげで乗り越えることができました。上司の教えの意味をまさに痛感した経験です。これからも、社内やお客様、製造協力会社、仕入先などと、より良い関係づくりを心がけたいですね。

これまでは主に技術的な仕事を担当していましたが、今年から本格的に営業活動に取り組んでいます。慣れない営業で、仕事をいただく難しさを感じることがあります。しかし、技術畑出身の強みを生かし、設計もできるし、試作品の製造もできる。商品の不具合も解決もできる。さらに営業もできる。そんな重宝されるようなトータルプレイヤーをめざしていきます。

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