STAFF INTERVIEW社員インタビュー

VISPER・ソリューション事業部 
開発・技術部ハードウェア開発課

松井 庸行

滋賀県野洲市出身/大阪電気通信大学大学院卒

ドイツ出張で見た光景で再認識した
新しい世界基準をつくるという壮大な夢。

地元にシライ電子工業の工場があるので、小さいときから看板を見て育ちました。「何をやっている会社だろう?」とずっと興味はありました。就職活動のとき、せっかくなので調べてみたら驚きました。なんと、基板とその検査装置を作っている世界的な会社! しかも画像処理のソフトウェア分野など大学で研究したことが生かせるかもしれない。そうして採用試験を受け、入社することができました。現在はハードウェア開発課で、主にプリント配線板の検査機の開発をしています。
シライ電子工業の強みは、プリント配線板の製造現場をサポートできる製品や環境がそろっていること。製造工程の悩みをすぐに吸い上げ、自社の関連会社と協力して製品の能力や導入効果を高めていけます。この高品質な製品が提供できる体制やスピード感は、同業他社に負けない自信があります。

このことを実感したのは、TREMY(トレミー)というプリント配線板の検査機の開発を担当したときのこと。TREMYとはプリント配線板の回路映像をカメラで拡大して映像モニターへ映し出し、目視検査を補助する装置です。開発段階ではきちんと動いていたのに、工場に入れた途端、「映像がモニターに映し出されない」という報告が。すぐに、映像をカメラからモニターへ送るケーブルを調べたり、部品交換をしたり、とにかく試行錯誤の繰り返し。現場担当者やケーブル専門メーカーと何度も打ち合わせをした結果、ケーブルの電気性質が特殊だったため、市販のケーブルでは合わないことが判明。さらに他の市販ケーブルを探すのではなく、最終的には完全オリジナルの専用ケーブルを作り上げ、正常に稼働させることができました。ここまで迅速対応できるシライ電子工業の仕事環境の良さを痛感しました。

私には入社当初から「新しい世界基準を作る」という夢があります。ドイツで開かれた基板の大展示会へ出張で行ったとき、その市場の世界規模の大きさを再認識しました。世界中から集まる人々を目の当たりにし、さらに強くなったのは夢を叶えたい気持ちです。シライ電子工業は常に新しいことにチャレンジさせてもらえます。製品販売までの環境も整っています。今はまだ知識や技術が足りていませんが、日々努力して近い将来、絶対に成し遂げてみせます!

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